後場の寄り付き概況

後場の日経平均は154円高でスタート、INPEXや共立メンテなどが高い

配信日時:2023/08/10 12:57 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32359.27;+154.94TOPIX;2297.34;+14.77

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比154.94円高の32359.27円と、前引け(32338.95円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32290円-32370円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=143.80-90円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で0.1%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で推移し0.9%ほど下落している。後場の日経平均は底堅い動きとなった前場の流れを引き継ぎ、前引けに比べやや買いが先行して始まった。国内企業の4-6月期決算が終盤となっているが引き続き好業績期待が強いことに加え、中国からの団体旅行再開によるインバウンド消費拡大期待が株価下支え要因となっているもよう。一方、東京市場が明日から3連休となる中、米国で今晩、7月の米消費者物価指数(CPI)、明日は7月の米卸売物価指数
(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとするムードがあり、積極的な買いを見送る向きもあるようだ。

 セクターでは、鉱業、石油石炭製品、保険業が上昇率上位となっている一方、精密機器、電気機器、サービス業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、INPEX<1605>、共立メンテ<9616>、ネクソン<3659>、富士フイルムHD<4901>、ホンダ<7267>、アサヒ<2502>、ENEOS<5020>、SOMPO<8630>、SMC<6273>、アステラス薬<4503>が高い。一方、円谷フィールズHD<2767>、オリンパス<7733>、リクルートHD<6098>、ソシオネクスト<6526>、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、テルモ<4543>、東エレク<8035>が下落している。
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