８日の米株式市場の概況、金融株が軟調でＮＹダウは１５８ドル安

　８日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比１５８．６４ドル安の３万５３１４．４９ドルと反落した。 　 　格付け会社のムーディーズ＜MCO＞が、米銀行の格付けを引き下げたことを受け金融株が軟調だった。中国景気の先行きに不透明感が台頭したことも警戒された。ＮＹダウは一時４００ドル超下落したが、引けにかけ下げ幅は縮小した。テスラ＜TSLA＞やアマゾン＜AMZN＞、マイクロソフト＜MSFT＞が安く、エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞が軟調。ＪＰモルガン＜JPM＞やバンカメ＜BAC＞が値を下げ、ゴールドマン＜GS＞やウェルズファーゴ＜WFC＞が下落した。ビザ＜V＞やマスターカード＜MA＞も売られた。半面、アップル＜AAPL＞が高く、ジョンソン・エンド・ジョンソン＜JNJ＞やウォルマート＜WMT＞が堅調。決算発表を受けイーライ・リリー＜LLY＞が急伸し、メルク＜MRK＞やプロクター・アンド・ギャンブル＜PG＞が買われた。 　ナスダック総合株価指数は、１１０．０７４ポイント安の１万３８８４．３２４と反落した。 出所：MINKABU PRESS

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