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午前:債券サマリー 先物は反落、米債券安や株高が重荷

配信日時:2023/08/08 11:35 配信元:MINKABU
 8日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。米連邦準備理事会(FRB)理事のタカ派的な発言を受け、前日の米長期債相場が反落(金利は上昇)した流れを引き継いだ。  FRBのボウマン理事が5日に「インフレ率を目標の2%まで押し下げるには追加利上げが必要になる可能性が高い」などと述べ、7日にも同様の考えを改めて示したことが米債券相場に影響。米長期金利の上昇に加え、この日の日経平均株価が続伸して始まったことも重荷となり、債券先物は146円39銭まで下押す場面があった。ただ、この日に財務省が実施する30年債入札の結果発表を前に持ち高を一方向には傾けにくく、前引けにかけて下げ渋った。  午前11時の先物9月限の終値は、前日比10銭安の146円50銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%上昇の0.635%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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