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東京株式(前引け)=小反落、朝安後は押し目買いで戻り足に

配信日時:2023/08/07 11:49 配信元:MINKABU
 7日前引けの日経平均株価は前営業日比2円44銭安の3万2190円31銭と小幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は7億2456万株、売買代金概算は1兆7269億円。値上がり銘柄数は1207、対して値下がり銘柄数は573、変わらずは54銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は、朝方はリスク回避ムードの強い地合いで日経平均は寄り付きで3万2000円台を割り込んだが、その後は値ごろ感からの押し目買いが入り、一貫して値を戻した。前引けは3万2000円台に戻し、前週末終値とほぼ並ぶ水準で着地している。この日の朝に、前回開催された日銀金融政策決定会合での「主な意見」が発表され、日銀の金融緩和継続姿勢が改めて確認されたことが、全体相場を支える格好となった。値上がり銘柄数は1200を超え、値下がり銘柄数の倍以上の数となっている。なお、TOPIXはプラス。  個別では売買代金トップのレーザーテック<6920.T>や、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置関連が軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも冴えない。ファーストリテイリング<9983.T>も売りに押された。サンケン電気<6707.T>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>などが大幅安。半面、日本製鉄<5401.T>が大きく買われ、三菱重工業<7011.T>も堅調。アステラス製薬<4503.T>が値を飛ばした。富山第一銀行<7184.T>が急騰し値上がり率トップとなったほか、日本CMK<6958.T>、大真空<6962.T>も大幅上昇をみせている。 出所:MINKABU PRESS

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