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午前:債券サマリー 先物は続伸、前週末の米債券高が支援材料

配信日時:2023/08/07 11:38 配信元:MINKABU
 7日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は続伸。米利上げ継続観測の後退を背景に、前週末の米長期債相場が5営業日ぶりに反発(金利は低下)したことが支援材料となった。  米金利の低下は、米労働省が4日に発表した7月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月に比べて18万7000人の増加と市場予想(20万人程度の増加)を下回ったことが主な要因。この日の日経平均株価が反落して始まったことも安全資産とされる債券への買いを促し、先物は午前9時30分ごろに146円64銭をつける場面があった。ただ、時間外取引での米長期金利の上昇が重荷となり、先物は買い一巡後にやや上値が重くなった。なお、朝方には7月27~28日開催分の日銀金融政策決定会合の主な意見が公表されたが、市場の反応は限定的だった。  午前11時の先物9月限の終値は、前週末比21銭高の146円57銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.015%低下の0.625%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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