後場の寄り付き概況

後場の日経平均は39円高でスタート、ZHDや芝浦などが高い

配信日時:2023/08/04 13:14 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32198.72;+39.44TOPIX;2271.49;+3.14


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比39.44円高の32198.72円と、前引け(32130.94円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32060円-32200円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=142.50-60円(10銭刻み)と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が朝高の後に伸び悩み0.2%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は一時2%を超す上げとなった後にやや伸び悩み0.9%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。昨日までの続落で日経平均が1300円を超す下げとなった後ということもあり、押し目待ちの買いが入りやすいようだ。また、ダウ平均先物が底堅いことが、東京市場の株価支援要因となっているもよう。一方、引き続き日米の金利上昇が警戒されていることに加え、今晩は米国で7月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとするムードもあり、積極的な買いは限定的のようだ。

 セクターでは、海運業、鉱業、保険業が上昇率上位となっている一方、繊維製品、その他製品、ゴム製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ZHD<4689>、芝浦<6590>、花王<4452>、サイバー<4751>、商船三井<9104>、郵船<9101>、メルカリ<4385>、東京海上<8766>、丸紅<8002>、川崎船<9107>が高い。一方、ローム<6963>、任天堂<7974>、ルネサス<6723>、AGC<5201>、サンリオ
<8136>、東電力HD<9501>、ソシオネクスト<6526>、NTT<9432>、キーエンス<6861>、KDDI<9433>が下落している。

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