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午前:債券サマリー 先物は続落、YCC柔軟化を背景とした売り圧力強い

配信日時:2023/08/03 11:47 配信元:MINKABU
 3日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。日銀の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)運用柔軟化を背景とした売り圧力が依然として強かった。  加えて、2日に米財務省が8〜10月に米国債の発行を幅広い年限で段階的に増やすと公表したことで、同日の米長期金利が需給悪化懸念から一時4.12%と約9カ月ぶりの水準まで上昇したことも国内債に影響。一部で予想されていた日銀による臨時の国債買いオペはなく、債券先物は午前10時20分ごろに146円37銭まで下押す場面があった。なお、きょうは財務省が10年物価連動債の入札を実施する。  午前11時の先物9月限の終値は、前日比27銭安の146円46銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.025%上昇の0.650%と14年4月以来の高水準をつけた。 出所:MINKABU PRESS

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