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午前:債券サマリー 先物は反落、日銀全年限オペの結果注視 長期金利0.605%に上昇
配信日時:2023/08/02 11:23
配信元:MINKABU
2日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反落した。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)し、長期金利が4%台に乗せたことが重荷となった。日銀が定例の国債買い入れオペを5本通告し、オファー額は前回からいずれも据え置かれたが、買い入れ結果に対する警戒感もあり、積極的に先物を買い戻す姿勢は限られた。
米国市場では米国債の新規発行額の公表を控え、債券の需給悪化を警戒した売りが出た。日銀は2日午前に「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」、「同25年超」を対象とする国債買い入れオペを通告した。一部ではオファー額が増額されるとの思惑があった。
利付国債の全年限対象の定例買いオペは、7月28日に予定が示されていたものの、異例となる。日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の運用柔軟化を決定後、長期金利の落ち着きどころを模索しようとする投資家の姿勢が強まるなか、オペの結果に対する警戒感もあって、先物は安値圏での推移を続けた。
日銀の内田真一副総裁は千葉県金融経済懇談会でのあいさつで、マイナス金利の解除の判断に至るまでには大きな距離があるなどと発言した。円債相場に対しては、大きな反応は現時点ではみられていない。
先物中心限月9月限は前営業日比20銭安の146円85銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.010%上昇の0.605%に上昇した。
出所:MINKABU PRESS
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