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米外為市場サマリー:日米金利差が意識され一時143円50銭台に上昇

配信日時:2023/08/02 08:17 配信元:MINKABU
 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円34銭前後と前日に比べ1円00銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=157円45銭前後と同1円00銭弱のユーロ高・円安だった。  日銀は7月28日の金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の長期金利の上限を事実上引き上げたが、市場では日本の金利上昇は限定的との見方が多く、日米の金利差に着目したドル買い・円売りが引き続き優勢だった。この日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月の米製造業景況感指数や、米労働省が発表した6月の雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数が市場予想を下回ったことでドルが売られる場面もあったが、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待は根強く、ドル円相場は一時143円55銭と7月上旬以来のドル高・円安水準をつけた。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0984ドル前後と前日に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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