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午後:債券サマリー 先物は大幅続落、長期金利一時0.605%に上昇
配信日時:2023/07/31 15:49
配信元:MINKABU
31日の債券市場で、先物中心限月9月限は大幅続落。この日も金利の先高観を背景とした売りが継続し、午前には146円65銭まで値を下げる場面がみられた。
日銀は28日まで開いた金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用を柔軟化することを決め、長期国債を無制限に買い入れる連続指し値オペ(公開市場操作)で指定する利回りを0.5%から1%に引き上げるとした。同日の夕方に行われた植田和男総裁の記者会見では「YCC運用の柔軟化は、金融政策の正常化に向けた措置ではない」との見解が示されたが、市場では大規模緩和策からの出口戦略の一環と受け止める向きが少なくなく、金利に上昇圧力がかかるとの見方から債券先物及び現物債ともに売りが優勢だった。午前10時過ぎに日銀が「残存期間5年超10年以下」を対象とする国債買いオペを臨時で通知し、急激な金利上昇を抑える姿勢を示したものの相場を押し上げる効果は限定的。この日の時間外取引で米長期金利が上昇したことや、あす8月1日に財務省による10年債入札が予定されていることが重荷となった。
先物9月限の終値は前週末比58銭安の146円80銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、一時0.605%と2014年6月以来およそ9年ぶりの高水準をつける場面があった。午後3時時点では0.600%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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