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午後:債券サマリー 先物は小幅続伸、朝方の売り一巡後は持ち直す
配信日時:2023/07/27 15:53
配信元:MINKABU
27日の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅続伸。27~28日に開かれる日銀金融政策決定会合に対する思惑が交錯するなか、朝方の売りが一巡したあとは持ち直す動きとなった。
日本時間きょう未明に明らかとなった米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は市場予想通り0.25%の利上げが決まり、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が記者会見で「データ次第で9月会合では追加利上げも現状維持もあり得る」などと述べたことに対しても概ね想定内と受け止められた。FOMCを波乱なく通過したことで、市場参加者の関心は日銀会合に向かい、債券先物は政策修正への警戒感から寄り付き直後に一時148円17銭まで軟化。市場では現行の大規模緩和策を維持するとの見方が多いものの、足もとでの物価高と円安から早期の政策修正を予想する向きが少なくないといった様子だった。とはいえ、植田和男総裁の記者会見での発言も含めて結果を見極めるまでは積極的には動きにくく、持ち高を一方向に傾ける動きは限られ、引けにかけては買い戻しが入った。なお、この日に実施された2年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が6厘と前回(6月29日)の5厘からやや拡大し、応札倍率は3.95倍と前回の4.26倍を下回ったが、無難との見方から相場の反応は限定的だった。
先物9月限の終値は前日比1銭高の148円41銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.435%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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