後場の寄り付き概況

後場の日経平均は86円高でスタート、カプコンやディスコなどが上昇

配信日時:2023/07/27 13:03 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32754.63;+86.29TOPIX;2285.13;+2.04


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比86.29円高の32754.63円と、前引け(32729.47円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32700円-32800円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=139.60-70円と午前9時頃から70銭ほど円高・ドル安水準。
アジア市況は上海総合指数が底堅く推移し0.4%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後も堅調で1.3%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。前場の日経平均が朝安の後に下げ渋ったことから、相場の下値は堅いとの見方が広がっている。また、朝方はやや軟調だったダウ平均先物が下値の堅い展開となり、香港ハンセン指数が上昇していることなどが東京市場で安心感となっているもよう。一方、外為市場で朝方に比べ円高・ドル安方向に振れていることが輸出株などの買い手控え要因となっている。また、今晩開かれる欧州中央銀行(ECB)理事会や、明日までの日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとするムードもある。

 セクターでは、電気・ガス業、保険業、海運業が上昇率上位となっている一方、建設業、ガラス土石製品、輸送用機器が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、カプコン<9697>、ディスコ<6146>、東電力HD<9501>、ファーストリテ<9983>、川崎船<9107>、東エレク<8035>、東京海上HD<8766>、神戸鋼<5406>、SOMPO<8630>、ニデック<6594>が高い。一方、サイバー<4751>、日東電<6988>、そーせい<
4565>、日産自<7201>、アドバンテスト<6857>、三菱自<7211>、IHI<7013>、ソシオネクスト<6526>、キヤノン<7751>、積水ハウス<1928>が下落している。

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