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米外為市場サマリー:米利上げ継続観測の後退で一時139円90銭台に軟化

配信日時:2023/07/27 08:13 配信元:MINKABU
 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=140円24銭前後と前日に比べ65銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=155円48銭前後と同30銭程度のユーロ安・円高だった。  米連邦準備理事会(FRB)は26日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り0.25%の利上げを決めた。パウエルFRB議長がFOMC後の記者会見で「データ次第で9月会合では追加利上げも現状維持もあり得る」などと述べ、次回会合での利上げを強く示唆しなかったことから市場では米利上げ継続観測が後退。米長期金利が低下するとともに日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが流入し、ドル円相場は一時139円93銭まで軟化した。ただ、27~28日に開かれる日銀金融政策決定会合を控えているとあって積極的には持ち高を一方向には傾けにくく、ドルは売り一巡後に下げ渋った。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1086ドル前後と前日に比べて0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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