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午後:債券サマリー 先物は大幅反発、日銀オペで好需給確認 長期金利一時0.440%に低下

配信日時:2023/07/26 15:30 配信元:MINKABU
 26日の債券市場で先物中心限月9月限は大幅反発した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に様子見姿勢が強まるなか、日銀が実施した国債買い入れで、「残存期間5年超10年以下」などの応札倍率が前回から低下した。債券需給を巡る前向きな見方が広がったことを受け、先物に対し売り持ち高を解消する目的の買いが集まった。  この日は5本の定例の国債買い入れオペが実施された。対象は「残存期間3年超5年以下」と「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」、「同25年超」、「物価連動債」で、オファー額はいずれも前回と同額となった。  買い入れ結果は「同3年超5年以下」の応札倍率が2.19倍(前回は2.29倍)、「同5年超10年以下」が1.56倍(同1.88倍)、「同10年超25年以下」が1.41倍(同1.81倍)とそれぞれ低下。中期・長期・超長期と幅広いゾーンでの債券の保有ニーズの高さを示唆するものとなり、後場に先物は上伸した。  先物9月限は前営業日比21銭高の148円40銭と高値引けとなった。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.015%低い0.445%で推移。一時0.440%まで低下する場面があった。 出所:MINKABU PRESS

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