後場の寄り付き概況

後場の日経平均は11円安でスタート、IHIやシマノなどが下落

配信日時:2023/07/26 13:09 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32671.25;-11.26TOPIX;2282.80;-2.58


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比11.26円安の32671.25円と、前引け(32669.00円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は32640円-32700円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=141.00-10円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏での軟調は動きで0.3%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に下げ幅を広げ0.8%ほど下落している。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。日本時間の明日未明に、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が行われることから、これらを見極めたいとして積極的な売買は手控えられているもよう。こうした中、昨日と同様、前場は日経平均が32500円近辺で買いが入る展開となったことから、相場の下値は堅いとの見方があった。一方、日経平均は32700円台に位置する25日移動平均線が上値抵抗線として意識されており、上値を追う動きとはなりにくいようだ。

 セクターでは、ゴム製品、輸送用機器、鉱業が下落率上位となっている一方、パルプ・紙、鉄鋼、電気・ガス業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、IHI<7013>、シマノ<7309>、三菱自<7211>、NTT<9432>、任天堂<7974>、ダブル・スコープ<6619>、アドバンテスト<6857>、デンソー<6902>、川崎船<9107>、日産自<7201>が下落。一方、神戸鋼<5406>、レーザーテック<6920>、そーせい<4565>、東電力HD<9501>、大塚HD<4578>、ルネサス<6723>、SMC<6273>、ソシオネクスト<6526>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>が上昇している。

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