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午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.455%に低下

配信日時:2023/07/24 15:38 配信元:MINKABU
 24日の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。日銀の政策修正を巡る思惑が一段と後退するなか、寄り付き直後には一時148円32銭まで上伸した。  前週末21日の夕方に「日銀は27~28日に開く金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決める公算が大きい」「日銀は現時点でイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)政策の副作用に緊急に対応する必要性は乏しいとみている」などと相次いで報じられたことが債券相場を押し上げる要因となったもよう。また、前週末の米長期債相場が反発(金利は低下)したことも追い風となり、債券先物に買いが先行した。ただ、日米会合を見極めるまでは積極的には動きにくいとする向きも多く、朝方の買いが一巡したあとは伸び悩み。この日の日経平均株価が反発したことや、時間外取引での米長期金利の上昇が重荷となり、午後には148円08銭まで上げ幅を縮小する場面があった。なお、あす25日は財務省による40年債入札が予定されている。  先物9月限の終値は前週末比44銭高の148円22銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.020%低下の0.455%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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