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午後:債券サマリー 先物は反落、欧米債安が重荷 長期金利は一時0.480%に上昇
配信日時:2023/07/21 15:19
配信元:MINKABU
21日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落した。前日の欧米市場で長期債相場が下落(金利は上昇)したことが重荷となった。
米国の週間新規失業保険申請件数が前週から減少した。米国経済の底堅さを示唆する経済指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続するとの見方が強まり、欧州主要国や米国の長期金利に上昇圧力が掛かった。
国内で財務省が21日に実施した「残存期間5年超15.5年以下」を対象とする流動性供給入札は、応札倍率が前回を上回ったものの、総じて無難な結果とみなされた。結果発表後に先物は一時的に弱含んだが、下値は堅かった。
総務省は同日午前、6月の全国消費者物価指数(CPI)を発表した。生鮮食品を除くコアCPIは前年同月比3.3%上昇と、伸び率は5月の3.2%から拡大した。もっとも、市場予想を大きく上回るような伸びとはならず、日銀の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)修正への思惑を強めるまでには至らなかった。7月会合でのYCC修正は見込みにくいとする市場参加者の見方もあって、先物は引けにかけて下げ幅を縮小した。
先物9月限は前営業日比5銭安の147円78銭で取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.015%上昇の0.475%で推移している。一時0.480%をつける場面があった。
出所:MINKABU PRESS
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