後場の寄り付き概況

後場の日経平均は37円安でスタート、アドバンテストやスクリーンHDなどが下落

配信日時:2023/07/21 13:02 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32453.02;-37.50TOPIX;2269.12;+8.22


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比37.50円安の32453.02円と、前引け(32417.92円)から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32380円-32470円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=140.10-20円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は昨日終値を挟んだ動きで0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は朝方は軟調だったが、その後上げに転じ0.7%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場の日経平均が朝安の後は下げ渋る展開になったことが安心感となり、また、外為市場で朝方に比べやや円安・ドル高方向に振れていることが輸出株などの株価の支えとなっているもよう。一方、来週は国内企業の4-6月期決算発表が本格化するほか、25-26日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、27日に欧州中央銀行(ECB)理事会、27-28日に日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあるようだ。

 セクターでは、海運業、金属製品、繊維製品が下落率上位となっている一方、医薬品、電気・ガス業、鉱業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、SHIFT<3697>、ルネサス<6723>、ソシオネクスト<6526>、イビデン<4062>、三井住友<8316>、信越化<4063>が下落。一方、そーせい<4565>、ニデック<6594>、パナHD<6752>、JFE<5411>、第一三共<4568>、武田薬<4502>、ディスコ<6146>、NTT<9432>、INPEX<1605>、ホンダ<7267>が上昇している。

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