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午前:債券サマリー 先物は反落、米債安が波及 長期金利0.475%に上昇

配信日時:2023/07/21 11:18 配信元:MINKABU
 21日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反落した。前日の欧米市場で長期債相場が下落(金利は上昇)した流れを引き継いだ。  米国の週間新規失業保険申請件数が前週から減少し、米国景気の底堅さが意識された。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが継続するとの見方が広がり、欧米の長期金利に上昇圧力が掛かった。  国内では総務省が21日、6月の全国消費者物価指数(CPI)を発表。生鮮食品を除くコアCPIは前年同月比3.3%上昇となった。伸び率は5月の3.2%から拡大したものの、市場予想を大きく上回るような伸びとはならず、円債相場への影響は限られた。なお、財務省は同日午前、流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下)を通告した。  先物9月限は前営業日比13銭安の147円70銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.015%上昇の0.475%をつけた。 出所:MINKABU PRESS

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