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午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.455%に低下
配信日時:2023/07/20 15:40
配信元:MINKABU
20日の債券市場で、先物中心限月9月限は3日続伸。前日の米債券高を受けて買いが先行し、日銀の国債買いオペを無難に通過すると上げ幅を広げる場面があった。
英統計局が19日発表した6月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回ったことを受けて英国債が買われ、その流れが波及するかたちで米長期債相場が3日続伸(金利は低下)したことが国内債の支援材料。加えて、日銀の植田和男総裁が18日にインドで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で「持続的・安定的な2%の物価目標までに距離があるとの認識に変化がなければ、粘り強く金融緩和を続ける姿勢も変わらない」と述べ、7月の日銀金融政策決定会合で政策を修正するとの観測が後退していることも引き続き買い安心感につながった。この日は定例の国債買いオペが実施され、その結果が明らかになると債券先物は一時147円97銭まで上げ幅を拡大。「残存期間1年超3年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」の応札倍率が1倍台を維持したことで、売り圧力の弱さが意識された。ただ、時間外取引での米長期金利の上昇が重荷となったほか、総務省による6月の全国CPIの発表を21日に控えた持ち高調整の動きなどもあり、引けにかけては伸び悩んだ。
先物9月限の終値は前日比2銭高の147円83銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.455%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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