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米外為市場サマリー:日銀総裁発言を受け一時139円10銭台に上昇

配信日時:2023/07/19 08:02 配信元:MINKABU
 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円83銭前後と前日に比べ10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=155円89銭前後と同横ばいだった。    この日に米商務省が発表した6月の小売売上高が前月比0.2%増となり、市場予想(0.5%増)を下回ったことを受けてドル円相場は一時137円70銭まで軟化した。ただ、前月分が0.3%増から0.5%増に上方改定されたほか、飲食店や自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたコア売上高が前月比0.6%増と市場予想(0.3%増)を上回ったことで、徐々に米経済の底堅さを意識したドル買い・円売りが流入。また、日銀の植田和男総裁がインドで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で「日銀が目指す持続的・安定的な2%の物価目標までに距離があるとの認識に変化がなければ、粘り強く金融緩和を続ける姿勢も変わらない」との見解を示したことも円売りにつながり、139円14銭まで上伸する場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1229ドル前後と前日に比べて0.0007ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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