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午前:債券サマリー 先物は反発、米金利低下の流れを引き継ぐ

配信日時:2023/07/13 11:43 配信元:MINKABU
 13日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。6月の米消費者物価指数(CPI)の結果を受け、前日の米長期債相場が3日続伸(金利は低下)したことが支援材料となった。  米6月CPIの伸び率が前月から鈍化したことで、12日の米市場では米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測が後退。米金利低下の流れが東京市場に波及し、債券先物は一時147円68銭まで上昇した。ただ、日銀が今月下旬に開く金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の見直しに動くとの思惑は依然くすぶっており、朝方の買いが一巡したあとは伸び悩む場面があった。なお、きょうは財務省による20年債入札が実施される。  午前11時の先物9月限の終値は、前日比25銭高の147円66銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.465%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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