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米外為市場サマリー:米CPIの伸び鈍化を受け一時138円10銭台に軟化

配信日時:2023/07/13 07:51 配信元:MINKABU
 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円50銭前後と前日に比べ1円85銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=154円14銭前後と同40銭弱のユーロ安・円高だった。    この日に米労働省が発表した6月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比の上昇率が3.0%と市場予想(3.1%)を下回り、伸び率は5月の4.0%から鈍化。エネルギーと食品を除くコア指数も4.8%と市場予想(5.0%)以下で、5月の5.3%から伸びが縮小した。これを受けて米連邦準備理事会(FRB)による利上げ長期化観測が後退し、米長期金利が低下するとともに日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが活発化した。加えて、日銀が今月下旬に開く金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の見直しに動くとの思惑も円買いに拍車をかけ、ドル円相場は一時138円16銭と5月下旬以来のドル安・円高水準をつけた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1129ドル前後と前日に比べて0.0120ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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