後場の寄り付き概況

後場の日経平均は256円安でスタート、ローツェやスクリーンHDなどが下落

配信日時:2023/07/12 13:07 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31946.70;-256.87TOPIX;2222.35;-14.05


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比256.87円安の31946.70円と、前引け(31957.86円)とほぼ同水準スタート。ランチタイム中の日経225先物は31890円-31990円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=139.50-60円と午前9時頃から60銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で0.2%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はプラス圏で底堅く推移し1.1%ほど上昇している。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。午前に一時139円30銭台まで進んだ円高・ドル安の動きが一服していることから、押し目買いが入りやすいもよう。一方、27-28日の日銀金融政策決定会合で大規模な金融緩和策を見直すとの警戒感は強く、また、今晩発表される6月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとする向きもあり、積極的な買いは限定的のようだ。

 セクターでは、卸売業、保険業、医薬品が下落率上位となっている一方、水産・農林業、鉱業、小売業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ローツェ<6323>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、エーザイ<4523>、東エレク<8035>、伊藤忠<8001>、丸紅<8002>、三井物<8031>が下落。一方、良品計画<7453>、ニトリHD<9843>、7&iHD<3382>、川崎船<9107>、INPEX<1605>、任天堂<7974>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、ソシオネクスト<6526>、郵船<9101>が上昇している。

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