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午前:債券サマリー 先物は大幅反落、日銀YCC修正観測広がり長期金利は一時0.470%に上昇

配信日時:2023/07/12 11:16 配信元:MINKABU
 12日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は大幅反落した。日銀が今月の金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の修正に踏み切るとの観測が広がり、長期金利の一段の上昇(債券価格の下落)を警戒した売りが出た。  前日の米国市場で長期債相場はポジション調整を目的とした買いが入り、米長期金利は4%を下回る水準まで下落したが、外部要因は円債相場の支援材料とはならなかった。日銀が12日発表した6月の企業物価指数は、前月比で0.2%低下(前年同月比で4.1%上昇)となったものの、円債市場の反応は限られた。  先物中心限月9月限は前営業日比36銭安の147円38銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.015%上昇の0.465%で推移。一時0.470%をつける場面があった。 出所:MINKABU PRESS

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