後場の寄り付き概況

後場の日経平均は224円安でスタート、アドバンテや東エレクなどが下落

配信日時:2023/07/10 12:51 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32164.37;-224.05TOPIX;2244.61;-10.29


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前営業日比224.05円安の32164.37円と前引け値(32173.88円)から下げ幅を若干広げて取引を開始した。ランチバスケットは、差し引き売り買い均衡との観測。なお、ランチタイムの日経225先物は、順調に下げ幅を縮めていたものの、中頃から一転して再度弱含む動きだった。前場の日経平均は、マイナス圏からプラス圏に浮上し、再度マイナス圏に転じるといった方向感に欠ける展開。後場の日経平均は、一段と引けにかけてのパッシブ型ETFの決算に伴う分配金捻出のための売り需要が意識される他、12日に米6月消費者物価指数(CPI)、13日には米6月卸売物価指数(PPI)といった経済指標が発表されることもあり、様子見ムードも相まって弱含む形になっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、アドバンテ<6857>、ソシオネクスト<6526>、東エレク<8035>、川崎汽船<9107>、トヨタ自<7203>、ルネサス<6723>などが売られている反面、良品計画<7453>や楽天グループ<4755>が買われている。業種別では、海運、輸送用機器、医薬品などが下落率上位で推移。

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