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米外為市場サマリー:米株安を受け一時143円90銭台に軟化

配信日時:2023/07/07 08:15 配信元:MINKABU
 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円07銭前後と前日に比べ60銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=156円90銭前後と同10銭強のユーロ安・円高だった。    この日に米民間調査会社ADPが発表した6月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が前月比49万7000人増と市場予想(22万8000人程度の増加)を大きく上回ったことで労働市場の強さが意識された。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測が強まるなか、米長期金利が上昇するとともに日米金利差を背景としたドル買い・円売りが流入。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した6月の非製造業景況感指数が53.9と市場予想(51.0程度)を上回ったことも支援材料となり、ドル円相場は一時144円65銭まで上伸した。ただ、7日に発表される6月の米雇用統計を見極めたいとする向きも多く、ドルは買い一巡後に失速。NYダウをはじめ米主要株価指数が下落したことでリスク回避的なドル売り・円買いも出やすく、143円96銭まで下押す場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0889ドル前後と前日に比べて0.0035ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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