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米外為市場サマリー:FOMC議事要旨を受け一時144円70銭まで上昇

配信日時:2023/07/06 07:51 配信元:MINKABU
 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円66銭前後と前日に比べ20銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=157円02銭前後と同15銭程度のユーロ安・円高だった。    この日に発表された6月の財新中国サービス業購買担当者指数(PMI)が53.9と前月の57.1から低下したほか、6月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値の総合が49.9と速報値の50.3から下方修正されたことで、世界景気の減速が意識された。5月の米製造業新規受注が前月比0.3%増と市場予想(0.8%程度の増加)を下回ったことも影響し、一時144円08銭までドル安・円高が進んだ。ただ、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が根強いことからドルは売り一巡後に切り返し。6月13~14日に開かれた米連邦公開市場員会(FOMC)の議事要旨で、複数の参加者が利上げの継続を支持していたことが明らかになると、ドル円相場は144円70銭まで上昇する場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0854ドル前後と前日に比べて0.0025ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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