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環境管理がS高、福島第1原発の処理水放出で測定需要の思惑◇

配信日時:2023/07/05 10:12 配信元:MINKABU
 環境管理センター<4657.T>がストップ高の水準となる前日比80円高の530円に買われ、2022年3月以来、およそ1年4カ月ぶりの高値圏に上昇した。東京電力ホールディングス<9501.T>の福島第1原発の処理水を巡り、IAEA(国際原子力機関)が4日、安全性を満たしていると結論づける報告書を公表した。具体的な放出時期の検討が進むとみられるなか、環境管理に対しては、放射線量の調査・測定などの特需への思惑が広がる形となり、買いが集まったようだ。  IAEAの報告書を受け、日本政府は今後、地元関係者や周辺国への説明などを進める方針だ。日本経済新聞電子版は5日未明に、「政府は8月にも東京電力福島第1原子力発電所の処理水を海洋放出する調整に入る」と報じている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS

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