寄り付き概況

日経平均は328円高でスタート、レーザーテックや東エレクなどが買われている

配信日時:2023/07/03 09:40 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33517.60;+328.56TOPIX;2307.59;+18.99


[寄り付き概況]

 7月3日の日経平均は前週末比328.56円高の33517.60円と大幅反発でスタート。6月30日の米国市場でダウ平均は285.18ドル高の34407.60ドル、ナスダックは196.59ポイント高の13787.92で取引を終了。個人消費支出(PCE)コア価格指数の伸びが鈍化したため、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退し買いが先行。金利低下に伴いハイテクも買い戻され相場を押し上げた。月末、四半期末で運用会社などによるドレッシング買いも見られ終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比245円高の33435円。米株高の流れもあり、本日の日経平均は買いが先行。米国ではアップルの時価総額が3兆ドルに乗せるなど、ハイテク株の強い動きが目立ったことから、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する展開になっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、アドバンテ<6857>、ソシオネクスト<6526>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>、ディスコ<6146>、オリエンタルランド<4661>、神戸鋼<5406>など主力処が幅広く買われている反面、ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>が小安い。業種別では、機械、電気機器、金属製品などが上昇率上位で推移している。

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