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午前:債券サマリー 先物は反発、米債券高が支援材料

配信日時:2023/06/29 11:45 配信元:MINKABU
 29日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。前日の米長期債相場が反発(金利は低下)したことが支援材料となり、寄り付き直後に148円77銭をつける場面があった。  欧州中央銀行(ECB)主催の国際金融会議「ECBフォーラム」の討論会で28日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は「大半のFRB当局者が年内あと2回の利上げを見込んでいる」などと発言。これを受けた同日の米債券市場では、FRBの利上げ継続による景気への影響が意識された。また、日銀の植田和男総裁が同フォーラムで、政策を据え置いている理由について「基調的なインフレ率は依然として2%をやや下回っているとわれわれは考えている」と述べ、金融緩和の必要性を強調したことも買い安心感につながったようだ。なお、きょうは財務省による2年債入札が実施される。  午前11時の先物9月限の終値は、前日比12銭高の148円72銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.375%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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