２８日の米株式市場の概況、ＮＹダウは７４ドル安もナスダック上昇と高安まちまち

　２８日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比７４．０８ドル安の３万３８５２．６６ドルと反落した。 　 　パウエル米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長は「ＥＣＢフォーラム」で７月の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）での利上げを再開する可能性を述べた。これを受け、ＮＹダウは下落したが、ハイテク株は堅調でナスダック指数は上昇と高安まちまちだった。アマゾン＜AMZN＞やメタ・プラットフォームズ＜META＞が安く、ＪＰモルガン＜JPM＞やバンカメ＜BAC＞が軟調。米バイデン政権が中国に対して人工知能（ＡＩ）向け半導体の輸出規制を検討していると報じられたことから、エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞、インテル＜INTC＞など半導体株が値を下げた。半面、テスラ＜TSLA＞が高くアップル＜AAPL＞が最高値を更新、マイクロソフト＜MSFT＞やネットフリックス＜NFLX＞、アルファベットC＜GOOG＞が値を上げた。ボーイング＜BA＞やウォルマート＜WMT＞も上昇した。 　ナスダック総合株価指数は３６．０７７ポイント高の１万３５９１．７５０と続伸した。 出所：MINKABU PRESS

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