後場の寄り付き概況

後場の日経平均は412円高でスタート、ソシオネクストやNTTなどが上昇

配信日時:2023/06/28 13:03 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32950.54;+412.21TOPIX;2285.74;+31.93


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比412.21円高の32950.54円と、前引け(32842.39円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32780円-32970円のレンジで急伸。ドル・円は1ドル=143.80-90円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.4%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は安く始まった後に上げに転じ0.3%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。ランチタイム中に日経225先物が買われた流れを引き継いでいる。日経平均は前場の中頃にやや上げ幅を縮める場面があったが、伸び悩んだ水準では買いが入り底堅い動きとなったことから、相場の腰の強さが改めて意識されている。また、朝方はやや軟調な場面があったダウ平均先物や上海総合指数、香港ハンセン指数が下値の堅い動きとなっていることも東京市場で安心感となっているようだ。

 セクターでは、証券商品先物、空運業、輸送用機器が上昇率上位となっている一方、海運業1業種が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、NTT<9432>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、ニデック<6594>、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>、JAL<9201>、トヨタ<7203>が高い。一方、川崎船<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>、すかいらーく<3197>、JSR<4185>が下落している。

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