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米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け一時144円10銭台に上昇

配信日時:2023/06/28 08:15 配信元:MINKABU
 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円07銭前後と前日に比べ55銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=157円92銭前後と同1円40銭程度のユーロ高・円安だった。    この日に発表された5月の米耐久財受注や5月の米新築住宅販売件数が市場予想に反して増加したほか、6月の米消費者信頼感指数が22年1月以来の高水準となったことで、米国景気の底堅さが意識された。米連邦準備理事会(FRB)が7月に利上げに動くとの見方が強まるなか、米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが流入。ドル円相場は一時144円17銭と昨年11月上旬以来のドル高・円安水準をつけた。一方、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がECB年次フォーラムの基調演説で「ECBが近い将来に完全な自信を持ってピーク金利に達したと宣言できる可能性は低い」「見通しに大きな変化がない限り、7月も利上げを続ける」と発言したことを受け、ユーロ円は一時157円94銭と08年9月以来のユーロ高・円安水準をつけた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0961ドル前後と前日に比べて0.0055ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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