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米外為市場サマリー:日米金融政策の違いから一時143円70銭台に強含む場面も

配信日時:2023/06/27 07:52 配信元:MINKABU
 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円51銭前後と前週末に比べ20銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=156円52銭前後と同10銭強のユーロ安・円高だった。    神田真人財務官が円安進行について「足もとは急速で一方的だとみられる。行き過ぎた動きには適切に対応したい」と述べたことが影響し、ドル円相場は日本時間夕方に一時142円90銭台まで軟化したが、ニューヨーク市場では下げ渋る動きとなった。日米金融政策の方向性の違いに着目したドル買い・円売りが出やすく、143円71銭まで強含む場面があった。ただ、今週は欧州中央銀行(ECB)主催の金融シンポジウム「ECBフォーラム」で28日に、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がラガルドECB総裁、日銀の植田和男総裁らとパネル討議に参加することから、主要中銀トップの金融政策や物価見通しについての発言を見極めたいとして模様眺めムードが広がりやすく上値は限定的だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0906ドル前後と前週末に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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