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外為サマリー:財務官発言を受け一時143円20銭台に伸び悩む

配信日時:2023/06/26 10:27 配信元:MINKABU
 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円44銭前後と前週末の午後5時時点に比べて55銭程度のドル高・円安となっている。  23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円70銭前後と前日に比べて60銭弱のドル高・円安で取引を終えた。日米金融政策の方向性の違いに着目したドル買い・円売りが優勢で、一時143円87銭と昨年11月以来のドル高・円安水準をつけた。  ただ、この日の朝方に神田真人財務官が円安進行について「足もとは急速で一方的だとみられる。行き過ぎた動きには適切に対応したい」と述べたことで、東京市場のドル円相場は上げ一服商状となっている。また、時間外取引で米長期金利が低下していることも重荷となっており、午前9時40分過ぎには143円23銭まで伸び悩む場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0905ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0035ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=156円43銭前後と同1円10銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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