２０日の米株式市場の概況、パウエル議長の議会証言警戒しＮＹダウは２４５ドル安

　２０日の米株式市場では、ＮＹダウが前週末比２４５．２５ドル安の３万４０５３．８７ドルと続落した。 　 　パウエル米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長が２１日から２日間行う議会証言を前に金融引き締め長期化に対する警戒感が台頭した。また、中国人民銀行が利下げに踏み切ったが利下げ幅は小幅で経済下支えには不十分との見方から、中国景気の先行きが不安視された。マイクロソフト＜MSFT＞やアルファベットC＜GOOG＞が安く、キャタピラーやボーイング＜BA＞、ウォルト・ディズニー＜DIS＞が値を下げた。ＪＰモルガン＜JPM＞やエクソン・モービル＜XOM＞も軟調だった。半面、アップル＜AAPL＞やアマゾン＜AMZN＞、メタ・プラットフォームズ＜META＞が高く、エヌビディア＜NVDA＞が堅調。ユナイテッドヘルス＜UNH＞やイーライ・リリー＜LLY＞、メルク＜MRK＞が値を上げた。 　ナスダック総合株価指数は、２２．２７７ポイント安の１万３６６７．２９４と続落した。 出所：MINKABU PRESS

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