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米外為市場サマリー:一時141円92銭と約7カ月ぶりのドル高・円安水準に

配信日時:2023/06/19 07:51 配信元:MINKABU
 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=141円82銭前後と前日に比べ1円50銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=155円22銭前後と同1円60銭強のユーロ高・円安だった。    この日の日銀金融政策決定会合で現行の大規模な金融緩和策の維持が決まったほか、植田和男総裁が記者会見で政策修正に慎重な姿勢を改めて示したことで、利上げバイアスを維持する米国や追加利上げが見込まれる欧州との方向性の違いを意識した円売りが優勢だった。また、米ミシガン大学が発表した6月の消費者態度指数(速報値)が63.9と前月の59.2から上昇したことや、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事や米リッチモンド連銀のバーキン総裁のタカ派的な発言もドルの買い手掛かりとなり、ドル円相場は一時141円92銭と昨年11月下旬以来およそ7カ月ぶりとなるドル高・円安水準をつけた。一方、対円でのユーロ買いも活発で、ユーロ円は一時155円26銭と08年9月以来およそ15年ぶりのユーロ高・円安水準をつけた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0937ドル前後と前日に比べて0.0010ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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