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午後:債券サマリー 先物は反発、日銀の政策現状維持で買い戻し 長期金利は一時0.400%に低下
配信日時:2023/06/16 15:24
配信元:MINKABU
16日の債券市場で、先物中心限月9月限は反発した。日銀がこの日まで開いた金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決めた。市場のコンセンサス通りの結果となったが、目先の不透明要因が後退したと受け止めた投資家の買いが入り、朝安後に切り返す展開となった。
今回の決定会合では、日銀当座預金のうち政策金利残高にマイナス0.1%を適用するとともに、長期金利の誘導目標をゼロ%程度、変動幅をプラスマイナス0.5%程度とする長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の維持が決まった。物価の見通しに関しては「今年度半ばにかけてプラス幅を縮小していくと予想される」とした。金融緩和環境が継続するとの見方自体は、円債相場の支えとなった。
朝方は軟調だった。決定会合の結果を見極めたいと様子見姿勢が強まるなかで、ポジション調整目的の売りが出た。午後に日経平均株価がプラス圏に浮上して200円を超す上昇となるなど、投資家のリスク選好姿勢が強まるなか、安全資産とされる国債に対しては、引けにかけては買い持ち高を縮小する目的の売り出て、債券先物の上値を圧迫した。
先物9月限は前営業日比24銭高の148円32銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回りは同0.015%低い0.405%で推移している。一時、0.400%まで低下する場面があった。
出所:MINKABU PRESS
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