後場の寄り付き概況

後場の日経平均は29円安でスタート、ソシオネクストやHOYAなどが下落

配信日時:2023/06/16 13:00 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33456.48;-29.01TOPIX;2291.92;-2.05


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比29.01円安の33456.48円と、前引け(33305.96円)から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は33250円-33510円のレンジで急上昇。ドル・円は1ドル=140.20-30円と午前9時頃とほぼ水準。アジア市況は上海総合指数がプラス圏で推移し0.3%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は底堅い動きで0.5%ほ上昇している。後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まり、日経平均は後場寄り後に上げに転じた。昼休みの時間帯に、日銀が金融政策決定会合で大規模緩和の維持を決めたことが伝えられ、安心感が広がっているもよう。一方、東京市場は高値警戒感が継続していることに加え、週末ということもあり、上昇した場面では売りが出やすいとの見方もある。

 セクターでは、海運業、輸送用機器、建設業が下落率上位となっている一方、空運業、鉱業、医薬品が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ANYCOLOR<5032>、ソシオネクスト<6526>、HOYA<7741>、積水ハウス<1928>、コマツ<6301>、OLC<4661>、ホンダ<7267>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、三菱重<7011>
が下落。一方、キヤノン<7751>、オリンパス<7733>、JAL<9201>、ニデック<6594>、メルカリ<4385>、丸紅<8002>、エーザイ<4523>、三井物<8031>、三菱商<8058>が上昇している。

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