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外為サマリー:一時140円00銭まで軟化、米追加利上げ観測の後退で

配信日時:2023/06/16 10:27 配信元:MINKABU
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=140円16銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円10銭強のドル安・円高となっている。  15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=140円29銭前後と前日に比べて20銭程度のドル高・円安で取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)理事会で次回7月会合でも利上げを続ける姿勢が示されたことで、ユーロ買い・ドル売りが優勢となるとともに対円でもドル売りが出て一時140円16銭まで下押した。  前日に発表された前週分の米新規失業保険や5月の米鉱工業生産が悪化したこともあり、東京市場のドル円相場は軟調な展開。米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測がやや後退するなか、午前9時10分ごろには140円00銭をつける場面があった。ただ、日銀金融政策決定会合の結果発表を控えて一方向には持ち高を傾けにくく、売り一巡後は下げ渋る動きとなっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0942ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0110ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=153円36銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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