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外為サマリー:一時141円40銭台に上昇、時間外の米金利上昇が支援材料

配信日時:2023/06/15 15:19 配信元:MINKABU
 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=141円21銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円20銭強のドル高・円安となっている。  注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は、大方の予想通り11会合ぶりに利上げが見送られた一方、米連邦準備理事会(FRB)メンバーの23年末の政策金利見通し(ドットチャート)の予想中央値は5.6%(前回3月時点の予想は5.1%)に引き上げられた。年内に0.25%の利上げが2回実施される可能性があり、米利上げの長期化を意識したドル買い・円売りが優勢だった。この日の時間外取引で米長期金利が上昇していることもドルの支援材料となり、午後2時00分過ぎには一時141円43銭まで上伸した。一方、今晩に開かれる欧州中央銀行(ECB)理事会での追加利上げが見込まれるなか、ユーロの買いが目立っている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0818ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=152円77銭前後と同1円70銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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