みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:FOMCの結果を受け一時140円10銭台に持ち直す

配信日時:2023/06/15 07:58 配信元:MINKABU
 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=140円09銭前後と前日に比べ10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=151円73銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安だった。    この日に米労働省が発表した5月の卸売物価指数(PPI)が前月比0.3%の低下(市場予想は0.1%低下の低下)となったことを受け、ドル円相場は一時139円29銭まで軟化した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で11会合ぶりに利上げを見送った半面、参加者らの23年末の政策金利見通し(ドットチャート)の予想中央値が5.6%(前回3月時点の予想は5.1%)に引き上げられ、年内に2回の0.25%の利上げが示唆されるとドル買いが流入。米利上げの長期化が意識されるなか、140円17銭まで持ち直す場面があった。一方、15日に開かれる欧州中央銀行(ECB)理事会での追加利上げが見込まれるなか、ユーロ買いが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0830ドル前後と前日に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ