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午後:債券サマリー 先物は上昇、事実上の限月交代で日銀オペ無難 長期金利0.430%に低下
配信日時:2023/06/09 15:29
配信元:MINKABU
9日の債券市場で、先物中心限月9月限は上昇した。取引時間中に9月限の日中売買高が6月限を上回り、事実上の限月交代となった。ロールオーバーに伴う売買が中心となるなか、日銀がこの日実施した定例の4本の国債買い入れオペは総じて無難と受け止められ、円債相場の支えとなった。
日銀は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同25年超」を対象とする国債買い入れオペを実施した。オファー額はいずれも前回から据え置かれたほか、買い入れ結果も無難と受け止められ、債券需給に対する安心感が広がった。
米国の週間新規失業保険申請件数が増加し、市場予想を上回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ停止観測が強まった。これを受け、前日の米国市場で長期債相場が上昇(金利は低下)したことも、円債への買いを誘う要因となった。
半面、日経平均株価がこの日、前日比で623円高となり、投資家のリスク許容度を上向かせた。安全資産と位置付けられる国債からリスク資産に運用資金を移す流れが広がり、円債相場の重荷となった。
先物9月限は前営業日比13銭高の148円00銭で引けた。6月限は同13銭高の148円75銭で取引を終了。現物債市場で、新発10年債利回りは同0.005%低い0.430%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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