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午前:債券サマリー 先物は反落、カナダ利上げを受けた米金利上昇が影響

配信日時:2023/06/08 11:52 配信元:MINKABU
 8日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。米金融引き締めの長期化観測を背景に、前日の米長期債相場が3営業日ぶりに反落(金利は上昇)したことが影響した。  6日のオーストラリア準備銀行(中央銀行)に続き、7日にはカナダ銀行(中央銀行)が利上げを決めたことで、前日の米債券市場では世界的なインフレ圧力の根強さが意識された。米長期金利が上昇した流れが東京市場に波及し、債券先物は売り優勢でスタート。寄り付き直後に148円62銭をつけ、その後は下げ渋る動きとなったものの戻りは限定的だった。なお、きょうは流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)が実施される。  午前11時の先物6月限の終値は、前日比14銭安の148円70銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.020%上昇の0.430%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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