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米外為市場サマリー:米金融引き締め長期化観測から一時140円20銭台に上昇

配信日時:2023/06/08 08:02 配信元:MINKABU
 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=140円13銭前後と前日に比べ50銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=149円92銭前後と同60銭程度のユーロ高・円安だった。    イエレン米財務長官がこの日、CNBCとのインタビューで「労働市場が強さを維持しながらもインフレは低下の軌道にある」との認識を示したことを受け、13~14日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが見送られるとの見方からドル円相場は139円03銭まで軟化する場面があった。ただ、前日のオーストラリア準備銀行(豪中央銀行)に続き、この日はカナダ銀行(中央銀行)が利上げを決めたことで、米金融引き締めの長期化観測が強まるとともに米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りに押し上げられるかたちで一時140円25銭まで上伸した。一方、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクルーフ・アイルランド中銀総裁やクノット・オランダ中銀総裁らが一段の利上げを呼び掛けたことなどを背景に、ユーロは対円や対ドルで買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0699ドル前後と前日に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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