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外為サマリー:米金利低下が重荷で139円30銭台まで押される

配信日時:2023/06/07 10:56 配信元:MINKABU
 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=139円38銭前後と前日の午後5時時点に比べて10銭弱のドル高・円安となっている。  6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=139円63銭前後と前日に比べて5銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米金融引き締めの長期化観測から一時139円99銭まで上伸したが、この日は米経済指標の発表がなかったことで積極的な売買は手控えられた。  東京市場に移ってからも手掛かり材料に乏しい状況は変わらず、ドル円相場は上値の重い展開となっている。米長期金利の低下から日米金利差の縮小が意識されやすく、午前9時50分過ぎには139円30銭台まで押された。一方、欧州中央銀行(ECB)が前日発表した4月のユーロ圏消費者予測調査で1年先と3年先のインフレ期待が前月から低下したことを受け、ユーロは対ドルや対円で売りが出やすくなっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0700ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=149円14銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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