みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:低調な米経済指標を受け一時139円20銭台に軟化

配信日時:2023/06/06 07:50 配信元:MINKABU
 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=139円58銭前後と前週末に比べ30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=149円56銭前後と同20銭程度のユーロ安・円高だった。    この日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した5月の米非製造業景況感指数が前月から1.6ポイント低下の50.3となったほか、米商務省が発表した4月の製造業新規受注が前月比0.4%増と市場予想(0.8%増)を下回ったことで米景気の減速が意識された。米長期金利が低下するとともに日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが流入し、ドル円相場は一時139円25銭まで軟化した。一方、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が「インフレ圧力はなお強く、それに対処するため金利を一段と引き上げる必要がある」との認識を示したことから、ユーロはドルに対して堅調に推移した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0713ドル前後と前週末に比べて0.0005ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ