みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:米雇用統計を受け一時140円00銭台に上昇

配信日時:2023/06/05 07:59 配信元:MINKABU
 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=139円92銭前後と前日に比べ1円10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=149円76銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安だった。    この日に米労働省が発表した注目の5月雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比33万9000人増と市場予想の19万人を大きく上回った。一方、失業率は4月の3.4%から3.7%に上昇し、平均時給の前年同月比の伸びは4.3%上昇と市場予想(4.4%上昇)よりも低かった。これを受けて米労働市場の底堅さが意識されるとともに、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測が改めて台頭。米長期金利が上昇するなか、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが先行した。加えて、米連邦議会上院が1日に政府の債務上限の効力を停止する財政責任法案を可決したことで、デフォルト(債務不履行)の懸念が後退したこともドルの買い安心感につながり、ドル円相場は一時140円07銭まで上伸した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0708ドル前後と前日に比べて0.0050ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ