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米外為市場サマリー:低調な米経済指標を受け一時138円40銭台に軟化
配信日時:2023/06/02 07:55
配信元:MINKABU
1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円80銭前後と前日に比べ50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=149円37銭前後と同40銭強のユーロ高・円安だった。
この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した5月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が前月比27万8000人の増加(市場予想は17万人程度の増加)となったことを受け、ドル円相場は139円80銭台に上伸する場面があった。ただ、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が23万2000件と前の週の改定値から2000件増加したほか、同省が発表した23年1~3月期の非農業部門の労働生産性改定値が年率換算で前期比2.1%低下したことが影響するかたちで失速。米供給管理協会(ISM)が発表した5月の製造業景況指数が46.9と前月の47.1から悪化したこともドルの重荷となり、一時138円40銭台まで軟化した。その後は下げ渋る動きとなったものの、米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁がイベントで「米金融当局はインフレをさらに押し下げる取り組みで、利上げを停止して金利据え置きに転じることが可能な地点に近づいている」との考えを示すなど、今月13~14日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ見送り観測が強まっていることが重荷となり戻りは限定的だった。一方、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が講演で「ユーロ圏のインフレ率は依然として高すぎる」と指摘したことで、ECBによる利上げが継続するとの見方からユーロが買われた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0762ドル前後と前日に比べて0.0070ドル強のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
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